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歩くということ

通勤から解放されて以来、歩く機会が激減しました。

電車に乗っている時間のほうが長いから大した差はないと思っていたのですが、家から最寄り駅まで、駅での乗り換え、駅からオフィスまで・・・毎日歩いている距離は意外と長いものでした。

そういえば、郊外の事業場に通っていた頃は、万歩計が1万4千歩を指していたっけ。

それが今や、ジムに行くのも自転車か、雨のときは車になっちゃうんです。

歩くのが億劫なのは歳のせいかな? なんて、免罪符を用意して、、、

でも、今日、雨が降って、旦那が車で出かけて、仕方なく徒歩で外出したら、重い荷物を持って20分くらい歩けちゃいました。何だろう?

この爽快感! 大変だと思っていたことが意外と簡単にできちゃう!

最近、散歩が体に良いとか、脳トレになるとか、巷でかまびすしいのが頷けました。

歩いた後は気分が前向きになるんです。

問題は、意識して歩く時間を作らないと、そういう機会が訪れない生活をしていることだと気付きました。

生活が便利過ぎて、外出しないのです。

銀行に行かずにネットで決済。 買い物もネットで注文して配達してもらう。

いったい、どういう生活をすれば歩く時間が確保できるんでしょう?

中学時代、学校が歩いて30分の距離にあったので、往復1時間は歩いていました。しかも、丘の上に立地しているので、校門は30度の傾斜の坂の上! 当時は、自転車通学を認めない学校を恨めしく思っていましたが、今にして思えば、体力作りに役立っていたんですね。

通学は生活の一部ですから、さぼることもない。学校の取った厳しさは、優しさに根差していたんです。

デスクワーク中心の仕事からは逃れられませんが、せめて1日1回は外に出て歩こうかな?