読みたい洋書が2冊あったので、書店と Amazon で買いやすさを比較してみました。
まず、書店の図書購入予約に行ったら、受付に時間がかかった挙句、パソコンでAmazon の画面を見せられて「この本ですか?」と確認されたうえに「配送に1か月ほどかかります。」と言われて、即、断念しました。
洋書って専門店に行かないと、入手困難なのね。今更ながら痛感。(T_T)
Amazon では、ハードカバーを購入した場合、配送に1-2週間かかるとのことでした。
1冊は、Kindle 版があって、価格も多少安いようです。
この本は、Audible 版もあって、お試し期間中は 0 円!
この本のハードカバー版は、Prime 会員には配送料が無料でした。
もう1冊は、ハードカバー版しかなく、配送料がかかります。
さて、あなただったら、どの本のどの版を選びますか?
私は、Audible 版を即、購入しました。本の朗読をITサービスで楽しむというコンセプトが新しいので、試したくなったのです。
気に入らなければ、お試し期間中に退会すれば良いという手軽さも嬉しい。
でも、本はもともと字を追うものという先入観が強いので、活字版も欲しい。
Kindle はモニター画面を見続けるので、目が疲れる。
ハードカバーは、発送に時間がかかる。配送料は無いほうが良い。
サービスが複数の形で提供されると、選択肢の多さに悩んでしまいます。それは同時に、より快適な生活を得ることにもつながります。
既存の書店が行っているサービスでは購入する気にならないけれど、Amazon の提供方法では買いたくなる選択肢がある・・・
もちろん、購買行動を把握されている気味悪さを感じることもあります。
その不気味さを避けるには、IT技術を使ったサービスを回避するしかありません。その点、私は割り切っています。
消費者としてIT利用による不利益や危害を被らない限り、便利さを選択します。
もちろん、Amazon が著作権を不当に扱ったり配送業者に過剰な負担を要求した場合、私は反対を表明します。
でも、今のところ、消費者としては、Amazon のサービス形態は他の流通経路よりも圧倒的に便利です。